2009/01/22

CES & Internet

Venture Beatが今年のCESの入場者は11万人、前年比22%減だったと伝えている。下の会場風景もなんだか寒々、閑散としている。














昨年は141,150人の入場者があった。ただし、金融危機を見込み、主催者側は若干の減少は避けられず13万人と予想していたが、22%の激減になったわけだ。

Source:VentureBeat / CES attendance figures are grim at 110,000, down 22 percent

そして、出展製品はすべてインターネットを向いている。「生活に関わるすべてのデバイスはインターネットにつながるコンピュータになる」とAPが出展製品をまとめている。また、SonyのCEO、Howard Stringerは、「(2年以内に)すべてのSony製品はインターネットに接続する」と予想している。

Source:MarketingVox / Consensus at CES: Internet Will Be Everywhere

旅費や時間のかかる展示会は、出展社にも入場者にとっても負担が大きい。また、出展製品がすべてインターネットにつながることになった場合、わざわざ会場にまで足を運ぶ必要があるのだろうか?そんな製品を発表し、引合を取ったり、実演したり、サポートを提供するのは、オフラインよりもオンラインチャネルが適している。

一度、出展を取りやめて再開するのは大変だ。今後はオンラインの展示会がもっと検討されるだろうし、インターネットにつながる製品をプリント媒体を使って広告するのだろうか?

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