2008/10/15

Self-Service Ad Boosting

つい先日、「Strategy of NYT -3」でNYTがSMB向けにセルフサービスの広告サービスを開始したと書いたが、Msnbc.comも同様サービスを開始したようだ。(下をクリックでサイトへ)
Media Postによると、NYTimes.comも、Msnbc.comもAdReadyを採用しているようだ。2サイト以外にもMySpace、Facebook、LinkedIn、NaturalPath Media、Zillow、そしてTruliaがAdReadyを採用している。AdReadyは2006年に設立されたばかりの会社だ。

Source:MediaPost / Msnbc.com Offers Self-Service Via AdReady
Source:AdReady.com
参考:Strategy of NYT -3 (Online Ad 2008/09/26)

Msnbc.comはSMBに加えて、地場・ローカルな広告主にもニュースサイトへの広告門戸を開くことになる。広告主は、車、娯楽、金融サービス、旅行など16業界向けのドラフト広告原稿が用意されているので、10分で広告が作成できるそうだ。

AdReadyの営業・ビジネス開発のSVP、Mark Feldmanは、「隣近所の小売店からネットワークメディアまでのすべての人がゲームに参加できることになる」、「これによってまったく新しい戦場が開発されることになる」と語っている。

それに続いてFederated Mediaも中堅・大企業向けに行っていたSelf-service ad platformを中小、零細、SOHOなどすべての規模の広告主に開放したとMarketing Voxが伝えている。(下をクリックでサイトへ)
Source:MarketingVox / Federated Media Broadens Ad Platform, Launches Idea Exchange

これらのシステムが米国から欧州、アジアへ進出してくると既存広告代理店の仕事は、今のところ一部はなくなる。そして2年後、5年後に広告代理店の仕事はどれほど残っているのだろうか?

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