2008/02/07

Firefox2 vs. IE7

以前、「Browser War」でXiTi Monitorを紹介したが、昨年末での普及率データがある。過去のFFデータと合わせて紹介する。
  • 地域    6年11月→7年3月→7年7月→7年12月(FF普及率%)
  • オセアニア 23.4%→24.8%→28.9%→31.1%
  • ヨーロッパ  23.2%→24.1%→27.8%→28.0%
  • 北米     14.5%→15.1%→18.7%→21.0%
  • アフリカ   12.4%→13.1%→14.7%→16.6%
  • 南米     11.1%→11.9%→15.5%→20.2%
  • アジア    11.8%→11.9%→14.3%→16.5%
FF2はじわりじわりと、着実に普及シェアを伸ばしている。北米および南米が大きく伸びて20%の大台を超えている。欧州では昨年7月に安定期に入ったと判断されていたが、シェアを小幅ながら積み上げてきているのはFF2の認知が高まったからだろう。またIE7が欧州でも躓いているということだ。とにかく今後も、他地域での普及向上は止められないレベルだ。
欧州32カ国だけのシェアを見ると、IEがシェアを66.9%から66.1%へ減らしている。Mozilla(FF)が27.3%から28.0%へ2%アップしている。
欧州32カ国の家庭内での普及率は、FFそしてIEのバージョンごとのシェアだが、FF2は93%(昨年7月比10.2ポイントアップ)、IE7は46%(同12.1ポイントアップ)となっている。

確か2006年11月からIE7の提供をしていたはずだが、XPを対象としているといっても1年がかりで50%に届いていない。まだXP以前のOSを利用しているユーザが多いし、Vistaもこれらか普及を迎えるということだろうか。
Source:XiTi Monitor
Source:XiTi Monitor / Browsers Barometer (pdf)
参考:Browser War (Online Ad)

これから2~3カ月中にはFF3のリリースが予定されているが、その際、FF2からFF3への移行具合によって、FF3の真価が問われることになる。

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